文芸誌『竜骨座』

自由な創作活動を楽しむ文芸・文学サークルcarina。文芸誌『竜骨座』の作成。

映画版ビブリオバトルを行いました

11月13日の定例会後に、サークル活動の一環で、映画版ビブリオバトルを行いました。

本来のビブリオバトルは各自が面白いと思った本を紹介し、参加者でその本について話し合うというものですが、今回はこれを映画で行います。

各自がおすすめの映画をプレゼンして、どの映画を見たくなったか話し合う企画です。

 

プレゼンされた映画は以下の6つ。

メメント』……見どころは時間の流れが逆行している物語構造。記憶と死にまつわる物語。これが低予算で作られているとは思えない!

『300(スリーハンドレッド)』……圧倒的な映像美!肉体美!ムキムキのマッチョが好きな方は必見。

英国王のスピーチ』……吃音を抱えた王様がスピーチを披露することに。人前で話すことが苦手な方はきっと共感するところがあるはず。

ロスト・イン・トランスレーション』……東京のホテルで出会った孤独なアメリカ人二人が、友達でも恋人でもない関係を築いていく。東京の描き方も必見。

式日』……エヴァ庵野監督が作った初の実写映画。なぜ虚構を描いた作品が世の中に受けるのか。この映画にヒントが隠されているかも。

リアリズムの宿』……成り行きで出会った男女三人のロードムービー。日本の寂れた温泉街が好きな方、ゆるい笑いが欲しい方におすすめ。

 

ここにはまとめきれないほどの魅力がそれぞれのメンバーから語られました。

タイトルは知っていたものの特に見ようとは思わなかった映画も、その人がその映画を勧める理由を聞くと、あらすじだけではない魅力を知ることができて見てみたい気になります。

ジャンルもばらけて、映画への興味が広がる機会になりました。

 

来月は本来の書籍版ビブリオバトルを行う予定です。

また様子はブログにてお伝えしたいと思います。